Love mie, I Love mie

誰よりも愛しているミーのためだけに書いています。

穏やかな午後

時々どうしようもないくらいの嫉妬の波が この胸を責めてくるから 胸につかえた息を吐き出すみたいに 家の扉を開けて外に出た 車に乗り込みエンジンをかけたなら 流れてきたのは あの日二人で聴いた夜の歌 汗が首筋から浮かんできて それは玉となって 心臓の…

娯楽

明日の朝また太陽が昇り始めたら いつもの道を いつものように走ることをやめて 地下鉄に乗り 大きな駅へと向かい 何処かに行くという目的地を 決めるわけでなく 気の向くままに 自分のことを誰も知らない街に行き そこで静かに一人暮らす 俺は時折そんな衝…

初春

海に近い街の今日は 時折車が揺れてしまうほどの 強い風に吹かれてた 温かくなる季節は もうすぐそこまで来ているのに そのことを忘れさせてしまうほどの この冷たさは一体なんなのだろうと思う 自分はいつも自然の中に 人生というものを見る癖がある 今は何…

ひとりごと

片側4車線の大通りの端に設置してあるコインパーキングに車を止めて、次の客の待ち合わせ時間まで、まだ一時間以上あるから、ブログの記事でも書こうかなと、そんなことを漠然に思っていたら、 鳩尾辺りに突然激痛が走り、少しだけぼやけた意識の後に、二つ…

告白する前に見た夢

夢の中に出てきたその場所は 海なの 海といっても 白い砂浜と水色の海があるリゾート地のような海ではなくて 波打ち際に誰かが捨てていった空き缶が浮かび上がってくるようなそんな海なの 狭い道を走り踏み切りを渡ると急にその場所は視界の中へと広がってく…

この場所

この場所に初めてきたのは、もう30年くらい昔のことだったと思う。 今も付き合いのある親友が車の免許を取ったので、ドライブに行こうということになり、俺達は、街のはずれへと向い、海へと延びている産業道路を走った。 あんまり遠くに行きすぎてもなんだ…

この手が冷たいのは この寒さのせいじゃなくて ミーの体の温もりが今 ここにないからだと そんな風に思いたがっている 自分がいるよ カレンダーの青と赤の日は ミーが母親一色に染まる日 きっと今頃は 自分がいちばん見ていたいって そう思っているミーの笑…

そっとおやすみ

この冬一番の大寒波がやってきて 雪が降るかもしれないと ニュースはしきりにアナウンスしてるけど 今窓の外を見てみたら どうやらこの街には まだそれを連れてきていないみたいだ 冷たい風が吹いて この身体を駆け抜けていく度に 俺は思いだす この前会った…

綺麗 可愛い 色っぽい

不安だって そんな内容のお手紙を 朝から送って お昼過ぎには 愛してる 愛してるって それだけを書いたLINEを いっぱい送り あれでも全然足りてないんだけど...(笑) さっきは ぎゅってしてる スタンプと一緒に 恋しいって またLINEで送ってしまって ミー …

不安

もう少し自分というもにに 余裕があれば ミーのことを もっと楽にしてあげられるにね 俺 世間からしてみたら もういい大人のはずなのに 自分は 全然大人になりきれていない だからきっと ミーに対して 申し訳なく思うんだけど 自分は 大きな愛なんて 何一つ…

Sugar

「Sugar」 窓の外からは 午前中から降りだした雨の音が 鳴り止まずに聞こえているよ ミー ミーはいま何処にいて 何をしているのだろう 笑っているのかな それとも 普通の顔をしているのかな どんな表情のミーでもいいから 俺はミーの顔を見ていたいよ ミーは…

なぐり書き

ミー ミーと電話を切った後で甘い歌を聴きたくなったんだけど きっとミーよりも甘い声なんてどこにもないから どの歌を聴いても何も感じられなくなってる自分がいるよ たった今そう感じている自分がいるよ ミー ミーが怖くなるほどの愛をミーにあげたい ブラ…

幸せすぎて

「幸せすぎて」 好きな人の子供を抱いて寝た夜 その子はママ ママと言って泣いていた 俺はその子に向かって 言っていた そんなに泣くなよ俺だって今泣きたい気分なんだからって 心の中でそう言って ママは今 好きな人のところに行ってるんだからって その後…

紫陽花

「紫陽花」 ミーとの電話を切った後でその静けさに寂しくなったから今またこうしてミーに手紙を書いている いつまで経っても一昨日の夜のミーの甘い吐息が耳から離れない 一昨日の日という日はあまりにも美し過ぎたならなんだか夢を見ているみたいで それは…

なぐり書き

何が起きていたのかはわからないけど夢の中で俺は泣いていて ミーはそんな俺を優しく抱き寄せてそっとキスをしてくれたから 俺はそこで胸の奥が疼いて目が覚めた 起きていたことは夢の中での出来事だったのに 目覚めた俺の目は涙で濡れていた ミー ミーはず…

始まりの朝と、ここから先は

「始まりの朝と、ここから先は」 知らぬ間に寝てしまい年が変わった夜をネットカフェの狭い部屋で過ごし お店の自動扉を出たら夕陽の時と同じ色をした太陽が東の空から顔を出していた 今頃はこの国のあらゆる所でその太陽を見ながら拍手のようにして手を叩い…

美しい花

「美しい花」 ミー 愛しい愛しい気持ちが込み上げてきてまた俺は手紙を書きたくなった 美しい花には棘があるって昔から言ってるけど そうだね それはきっとほんとだね ミーは俺の心をいつもちくちくさせるから 美しい花であることに間違いない ミーはいつだ…

強がりな夜

「強がりな夜」 娘と会っている時は連絡してこなくていいよって優しく言った後で どうしようもい寂しさに襲われてしまっている自分がいた 娘といる時は 俺のことなんて忘れて楽しい時間を過ごして欲しい それは 本気で思っていることだしその言葉に嘘なんて…

なぐり書き

風に舞っている落ち葉のようなそんな頼りない心が今ここにある ミーが無事に帰ってきたから その声を聞けたから また熱が上がってる 少し寒い ミーの温もりが欲しい さっきその可愛らしいミーの声を聞けた きっと眠れるはず ミー 愛してる おやすみ 2016年12…

恋なんて知らなかった

「恋なんて知らなかった」 日付が変わり窓の外には高速道路の灯りしか見えなくて もうこんな時間なのにミーはどこで誰と会い どんな服装をしてどんな笑顔で誰と話しているのかと思ったら いけない妄想が胸の中で膨らみ出しては暴れだした 俺はそんな自分をど…

Strange -ながい愛-

会社の倉庫の中で仕事をしていたら 頭の中で 突然 B'zの「ながい愛」が流れ出してきた その事をミーにLINEしたら 今ね 聞いてます って ミーから返事がきた きっと ふたり 今まで知らなかったけど そんなことは沢山あったのだろうって 思った 胸の高鳴りが止…

なぐり書き

ミー ミーがシャワーを浴びて出てくるまでにどれだけ書けるだろう 書いてみる その声を聞いた後で俺はやっぱり眠れない ドキドキしてる 胸の音はすぐそばで鳴らされたチャペルの音より騒がしいよ どうしたらいい ああ ミー 俺はどうしたらいい こんな自分を…

些細な傷

「些細な傷」 今朝玄関を出ると冷たい風に吹かれて雨の線が斜めになっていた いつもなら寒いなって思うくらいで終わってしまうことなのに 今朝のその時は ミーが会社に向かうのに ミーの手がかじかんだりしないかなとか風邪を引いたりしないかなとか そんな…

眠れない

「眠れない」 ミー ミーが調子悪いことをわかっているのに なのに俺は 自分のわがままを押さえきれずにミーにこの気持ちを押さえつけてしまったね あーだこーだってLINE続けてたけど 結局俺は ミーのことを愛してるって ミーに愛されたいんだけなんだって た…

ラナンキュラス

「ラナンキュラス」 ミーへの気持ちが増えていけば増えていくほど土曜日と日曜日が寂しくなっていくね たとえばそんな日が雲っていたのならこのクラウディな感情のなんらかの慰めになっていたのかもしれないのにね だけど今日の空はそんな自分のことを嘲笑う…

ミーがくれたクリスマスプレゼント

ミーのことを想う度に心だけではなく体まで欲しくなってくるから なぁミー 男にはそれを外に出さないといけないどうしようもないものがあるね そんないけない夢を一人胸に抱きながら 俺は何時間も 夢に近い意識の中でミーに触れていた ミーはその度に切なく…

落ちた

「落ちた」 今日の街には昨日よりも冷たい風が吹いて 俺は捨てられた猫みたいに体が震えてる でもそれはきっと寒さのせいなんかじゃくて たった今聞きたくて聞きたくて仕方がなくなっているミーの声を聞けないままでいるから ねぇミー 可愛らしくて それでい…

うなじ

「うなじ」 ミー あれからまた仕事をして日付が変わる頃に自宅に帰ってきたよ 疲れた体を椅子に預けて それからはミーとのLINEのやり取りを遡っては何度も何度も読み返して そんなことを繰り返していたら ミーの優しさで胸が詰まってきて涙がハラハラと落ち…

幸せの帳

「幸せの帳」 さっきミーとのLINEのやり取りの中で 今日はまだ言ってないと言ったけど LINEを少し遡ったら言っていないと言っていた愛してるよの言葉がいくつも並んでいた ミー 俺はもうダメなんだ どれだけ愛してるよって言っても その言葉が足りなくて足り…

冬なのに桜色

「冬なのに桜色」 街はもうすっかりと冬の装いで 乾いた空気は普段着の景色を一段と輝かせる そ れでも今日の俺はミーのことしか見えなくて この胸を膨らましては切なさにも似たため息をこぼしていた そう 何度もミーの写真を見ていたから一人でそうなってい…